MAOBABの「MAO」は、お察しの通りアタシの名前。

ただ自分の名前だからという単純なことでなく、

アタシを産んでくれた親への感謝とリスペクトからきてます。

小さい頃、このマオって名前がだいっっっきらいでした(笑)

今では「まお」という名前はよくある名前かもしれないけど、

小さい頃は周りにいなかったし、

女の子らしく「◯◯子」がついたりする名前がとにかく羨ましかった。

（普通の名前がいい。。）

変わった名前って認識があって

「なんでマオって名前にしたの？？」

って親にムカついていたし、何度も親に文句言ってた。

（今思うとほんとに申し訳ないなぁ。。）

育つにつれて「まお」って名前が珍しくないことを知る。

もはやすごい名前がたくさん周りにいて、

急に「まお」って存在が小さい頃と違って特別感がなくなって、

妙にさみしくなった(笑)

と同時に小さい頃親に文句言ったのが頭に過る。

自分の存在意義がARTだと意識し始めてから、

絵を描いた後のサインをする時必ず過る。

歳をとるごとに親の存在のでかさを痛感する場面が多々あって

「まお」って名前に誇りを持ちながら絵を描くことで恩返しをしよう！

って意識に変わった。

だから絶対にArtist Nameは

「まお」を入れるって心に決めた訳です。

「MAOBAB」は、

なんとなくニュアンスでわかる方もいると思いますが

「バオバブ」って樹の名前からきています。

とにかくパっと見た時の衝撃が...

バオバブは樹を逆さまにしたようなビジュアル。

小さい頃、朝から晩まで観まくって病気なんじゃないかと思うぐらい大好きだった

「アンパン◯ン」のとあるシーンに似た植物が出てきた。

さかさ島って島で、魚が陸を歩いたり弱いものが強くなったり

自分の固定概念の逆の世界っていえばいいのかな？

そのすべてが逆さまになる島に生えてる樹木。

なぜか頭ん中に根強く離れなかった。

（この場所で勝つ＝バイキン◯ンが弱いっって意味になるのを知っていて小馬鹿にしながら冷静に見つめるドキン◯ゃんのドSっぷりがウケる(笑)）

だからバオバブの樹の存在を知った時の感動が半端なかったんですよね。

（本当に存在するんだ！！みたいなね。）

バオバブは「マザーツリー」と言われるだけあり、

存在の偉大さ、生命力共に凄まじいんです。

シンボルツリーともなる意味がとてもわかる樹で、

目印にもなれば、家にも資源にも食べ物から万能薬やら何やら

最低限生きるために必要なものすべてこの樹でまかなえちゃうんです。

（また別でバオバブについて語りますので、気になる方はググってみてください♪）

アタシは生きモノすべての原動力、

生きる力に魅力を感じていて

自分にとっての”最大の目的”には必要不可欠であり、

それを表現することで実現に向かえると確信しているから、

このバオバブのように

しっかり根を張りどっしり構え

どの環境でも”生き抜く力”を身につけ

周りにパワーを与えるようなモノを生み出したい！

という想いでこのバオバブと自分を組み合わせ”マオバブ”になりました。

そして最後

「Soul art」について。

これは、アタシの生まれた青森県の津軽地方に根付く

「津軽魂（つがるだましい）」からきてます。

東北三大祭りである”ねぶた祭”はご存知かと思いますが、

津軽魂って

もうなんていうか...

”ソレ”　です。

テキトーに言ってるんでなく(笑)、

”ねぶた祭”は”津軽魂”そのものなんですよね。

魂を具現化したお祭り。

魂が震える感覚ってわかりますか？

津軽弁で表すと

「じゃわめぐ」

青森って感覚的なことを方言にしてるのが多いので

訳すのが難しいんです(笑)

アタシは囃子の音を聞いただけでじゃわめぎます。

何か凄いものを見たり体験した時のゾワゾワの後に

”感動”があると思っていて、

感動を与えるために必要不可欠なのが

「SOUL POWER」

（熱意、情熱、渾身の力、潜在能力の発揮などにあたる）

そして

”感動”のあとに起きる”変化”

これが

”変えられないモノを変えることができる”、

もの凄い力になるって信じてます。

魂込めて描く意味があるのは”それ”があるからですね。

‖

『MAOBAB.soulart』

になったとさ♪

先ほど話した

アタシの”最大の目的”

とは、

ー無駄な争いを一秒でも止める力になることー

です。

そのためにできる表現を

マオバブは死ぬまで追い求めます。

I Kin ye.

P.S. 晩ご飯を腹八分目、六分目に抑えたからお腹空いたぁ〜あ。